鋳物用クロム砂のCr/Fe比
Cr/Fe 比は、クロム鉱石中のクロム含有量と鉄含有量の比を指します。鋳造用クロム砂の Cr2O3 含有量は 46% 以上、鉄 (Fe2O3) 含有量は 26% 未満で、Cr/Fe 比は 1.55 ~ 1.60:1 です。
Cr/Fe 比は、クロマイト砂の性能に大きな影響を与えます。一方で、Cr/Fe 比が低いクロマイト砂は耐火温度が低くなります。これは、鋳造用耐火材としての総エネルギーに影響します。特に、鋳造砂としてのスラグ耐性と固着防止特性に影響します。一方、Cr/Fe 比が低すぎると、クロマイト砂の強度が不十分になります。鋳造砂を機械的にリサイクルする場合、強度が不十分なと破損しやすくなります。これは、クロム鉱石砂鋳造砂のリサイクル率に影響します。
南アフリカのクロム鉱石のうち、地表から400メートル以内にあるクロム鉄鉱はUG層に属し、クロム含有量は40〜43%、Cr/Fe比は1.26〜1.4:1です。より深いMG層はクロム鉄鉱の中間層で、酸化クロム含有量は44〜46%、Cr/Fe比は1.35〜1.5:1です。さらに800メートル下にはクロム鉄鉱のLG層があります。LGクロム鉄鉱のCr2O3純度は46〜47%です。そして、LGクロム鉄鉱のCr/Fe比は1.56〜1.60:1です。専門的な鋳物用クロム鉄鉱砂サプライヤーとして、Haixu AbrasivesはLG鉱石層を南アフリカの原鉱石として採用し、鋳物用クロム鉄鉱砂の耐火性と強度を確保しています。
当社のクロマイト砂で入手可能な AFS サイズ: AFS 25/30、AFS30/35、AFS35/40、AFS40-50、AFS40-45、AFS45-50、AFS45-55、 AFS50-55、AFS55-60 など。